ドカンが来る!暴落するぞ!【インベスターZ】

(引用元:https://twitter.com/mita_norifusa/status/676390797768441856)
(引用書籍:インベスターZ)

三田紀房先生のインベスターZを昔読んだことがあるのですが、作中に出てくる神代先輩の一言です。
神代先輩は、暴落を的中させたのですが、この根拠は直感というやつでした。

「ぉぃぉぃ、直感かよwww」と思うのかもしれませんが、熟練の投資家は圧倒的な経験数から市場の空気を読むことがある程度可能かもしれません。「この株は匂う…」とか熟練の投資家が昔つぶやいていたのですが、当時のwok氏はなんのことかまったく分かりませんでした。

経験値を稼ぐためには、全損して退場しないことにつきますね。投資の世界でも「生き残れ、話はそれからだ。」であると思います。

この漫画は、バフェット投資の紹介や市場の空気読みやベンチャー企業経営など高校生の主人公を通していろいろと学ぶことができます。まあ、学ぶというよりいろいろな投資話の紹介系漫画というところでしょうか。

余談ですが、三田紀房先生の最新作である「アルキメデス大戦」は結構好きです。南雲空母機動部隊と山本大将率いる大和を含む戦艦部隊で真珠湾を攻略する計画のところまで読みましたが、さて、どうなるんでしょうね?

航空兵力で陸上砲台を叩き、弩級戦艦大和の46cm三連装砲でハワイを艦砲射撃作戦とのことでしたね。

大学は東大、東大へ行くのは簡単だ系の漫画たるドラゴン桜はまだ読んだことありません。

東大に行くためには、脳内CPUとRAMがいいものをもって生まれてこないと厳しいのではと思っていますので(^^;

FX戦士くるみちゃんを読んでからFX投資を始めよう。

wok氏はサブプライム・リーマンショック前夜にFXをしていたことはあります。
豪ドルを持っているだけでスワップ金利ウマーというやつで、かなりのレバレッジで豪ドルを買っていました。そして…リーマンショックで、大損してしまうわけですが・・・。

何もかも皆懐かしい・・・。ぇぇ、大損体験です。

FXを始めるなら、最低限でも「FX戦士くるみちゃん」を読んでから戦場に向かいましょう!!!本書は美少女たちがいろいろとやってはいけないことをやらかしてしまう話ですが、反面教師として勉強になる漫画本です。

お祈り投資や損切りせず入金投資でロスカットを耐えるとかいろいろと「あかんやつや」系の戦いを披露してくれます。

wok氏としてはあの腹黒い女が地獄を見ることはあるのかな?が気になるところです。

本作品の共同執筆者でむにゃんさんは、投資世界でマジ物の戦士です。毎年100万円の損をだしているようですが、戦い続けるその姿にシビレルー憧れるーというやつですね。

金持ち父さん貧乏父さんの評価

ロバート・キヨサキ氏(以下、R氏)の『金持ち父さん貧乏父さん』についてwok氏的感想を述べますが、半分は賛同できますが、半分は人生を死地に追いやる悪書であるという評価です。

悪書であると思った部分については、以下に記載します。
本の中で、金もないのにどうやって金持ちになるんだ?という問いへの答えが

「他人のお金をうまく利用せよ」

というものでした。そして、そのお金でアパートを買えば家賃収入という不労収入が手に入るし、地価が上がれば転売で利益を得ることができるだろう?という丸ローンで不動産を買ったら金持ちになったサクセスストーリーが展開されていました。確かに、ロバート・キヨサキ氏が現役であった頃の米国不動産価格はリーマンショックまでずっと右肩上がりでしたのでうまくいったというところでしょう。日本でいうなら、1990年のバブル崩壊までなら不動産投資でうまくいったでしょう。不動産投資の危険性については、後日書こうと思いますが、バブル時代の限界ニュータウンの今とかを見れば、なんとなく分かるかと思います。

今の時代に日本国で丸ローンで不動産投資したら、借金だけ残って破滅すると、wok氏は強く思います。ゆえに、半分は悪書であると思ったわけです。

賛同した部分については、以下に記載します。

「金持ちになれない人はラットレースをやっているからだ。」

回し車を走るネズミのように走っても走っても前に進まない(資産が増えない)人

というR氏の考えは評価できます。労働でお金を稼ぐ、そのすべてを生活費に使ってしまっていると、確かにいくら働いても金持ちになることはできません。投資に資金を回すことで新たな収入を生み出し、投資を続ければ続けるほど収入が増大し、やがてはラットレースから解放されるという不労収入サクセスストーリーです。ただし、wok氏は正しい投資をしなければ意味がないと思っています。正しい投資というのは難しいものですが。

R氏が作った「キャッシュフローゲーム」というゲームがあります。これは、ラットレースから抜け出していく体験をゲームで再現したものですが、ゲームでは上手くいくかもしれませんが、現実社会はそれほど甘くはありません。収益資産に投資したつもりが、実は負動産であったということもよくあります。

もうひとつR氏の考えを紹介しましょう。

「ペーパー(現金)は信用できない。信用できるのは現物資産だけだ」

というR氏の考えは評価できます。現在の大規模な金融緩和の時代では、R氏の現役時代よりも有効と言えるでしょう。リーマンショックやコロナ禍により、世界の中央銀行はペーパーを刷りまくりました。日本人は貯蓄が好きですが、ペーパー(現金)が事実上の紙くずになる”XDAY”が来たら、貯金している人はゼロ資産になってしまいます。一方、現物資産を持っている人は、それなりに資産を守ることができます。ペーパー(現金)は、国が信用という魔法をかけているから価値があるということです。現物資産とは、地金(ゴールド)や油田などのことです。R氏の油田投資は非常に興味深いものでした。米国テキサスでは、個人でも油田を購入することができ、油田から出た原油を売ることで収入を得ることができます。無尽蔵に原油が出るのであれば、「金の卵を産む鶏」投資と言えるでしょう。

R氏の成功は、第二次世界大戦以降の覇権国アメリカであったために可能だったものであり、今の日本で同じことを試みることは簡単ではないでしょう。正しい投資をして収益資産を増やせば、ラットレースからの解放も可能になるでしょう。ここに書かれていることは過去の成功の話であり、将来を予測して収益資産を増やしていくことが肝要であると、wok氏は考えます。

投資家のバイブル的な本「デイトレード」

デイトレード

ここの管理人wok氏は2007年11月18日に購入していたようです。ちょうどリーマンショックのころですね。

この本は、デイトレードのやり方について書かれているものではありません。投資家としてあるべき姿、心構えが書かれています。

かなりの部分は忘れてしまいましたが、今でも覚えている心構えをひとつ紹介しておきましょう。

我々トレーダーは常にいいことをしている。
恐怖に震えて株を手放したい人から株を買ってあげて、恐怖から解放してあげる。確かに、手放した瞬間、相手方は安心を手に入れるでしょう。
逆の局面では、欲望のままに株を欲しい人に売ってあげて、その人の欲望を満たしてあげる。確かに、入手した瞬間、相手方は所有欲に満たされ満足していることでしょう。

その他、いろいろとトレーダーとして必要な心構えが書かれています。

この本の作者オリバーベレスたちの実際のトレード手法が罫線売買航海術で書かれています。内容は、彼らの投資教室で教えている手法らしいのですが、ざっくりといえば移動平均線で投資判断するとかでした。
その手法で勝てるのかと聞かれたら、どうなんだろうと思える内容でした。興味ある方は一読してみてください。

「移動平均線というテクニカル指標自体が恣意的だからね。どの日数の移動平均を使うのかによっていろいろと違ったものが見えてくるからね。」とwok氏は思いました。