トヨタ自動車
トヨタの2024年7-9月期(第3四半期)の米国自動車販売台数は、総計542,872台となり、前年同期比で8.0%の減少となりました。一方、トヨタの電動車(ハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリー式電気自動車、燃料電池車)の販売は好調で、38.6%増加し、全販売台数の約48.4%を占めました。
特にハイブリッドやプラグインハイブリッドモデルが好調で、人気の「RAV4 Prime」や「bZ4X」などが販売を牽引しています。これにより、トヨタの電動車の販売は年初から累計で71万台を超え、前年同期比で56.0%増となりました。
レクサスブランドも好調で、第三四半期の販売台数は80,989台で前年同期比8.1%の増加となり、電動車の割合も引き続き伸びています
日産自動車
日産の2024年7-9月期(第3四半期)の米国自動車販売台数は212,068台で、前年同期比で2.2%の減少となりました。しかし、電動車(BEV)の販売は好調で、特に「リーフ」は188%増加し、4,514台が販売されました。また、電動SUV「アリア」も23%増加し、5,552台が販売されています。電動車全体では、販売台数の約5.1%を占め、前四半期の3.2%から成長しています
本田技研工業
ホンダの2024年7-9月期(第3四半期)の米国販売は好調で、総販売台数は366,214台となり、前年同期比で8%増加しました。特にトラックとSUVの販売が大きく伸びており、トラック部門は15.7%の増加を記録しました。一方、乗用車の販売は6.7%減少しましたが、ハイブリッド車や電動車の需要が高まり、これが全体の成長を支えています。
特に、CR-VやHR-VといったクロスオーバーSUVが好調で、CR-Vの販売台数はハイブリッドモデルが54%を占め、全体でも13.7%増加しました。電動車の販売も拡大しており、第3四半期におけるホンダの電動車(ハイブリッド含む)の販売台数は90,000台を超え、これまでで最も高い四半期となりました
スバル
スバルの2024年7-9月期(第3四半期)の米国自動車販売は、好調な結果を見せました。総販売台数は56,414台で、前年同期比で0.1%の微増となりました。年初からの累計では493,612台を販売しており、前年同期比で5.6%の増加です。
特に「クロストレック」は、9月に過去最高の販売台数を記録し、16,633台を販売しました。また、「フォレスター」も安定した人気で13,111台が売れましたが、前年同期比では減少しています。一方で、スバルの電気自動車「ソルテラ」の販売も好調で、年初から58.6%の成長を見せています
マツダ
マツダの2024年第3四半期の米国における自動車販売は好調で、総販売台数は29,841台となり、前年同期比で6.5%増加しました。特に「CX-50」と「CX-90」のSUVが大きく貢献しており、CX-50の販売は93.2%増加、CX-90は9.6%の減少が見られましたが、年初来で123.3%増加しました。さらに、新モデルの「CX-70」が好調で、1,560台が販売されています。
年初来の総販売台数は313,452台に達し、前年同期比で15%の増加を記録しています
三菱自動車
三菱自動車の2024年第3四半期の米国販売台数は31,588台で、前年同期比42.3%増加し、好調な結果を残しました。年初からの累計販売台数は82,718台で、前年同期比22.1%増加しています。
特に「ミラージュ」の販売が大きく伸び、第3四半期で10,162台を販売し、前年同期比で152.3%の増加を記録しました。また、SUV「アウトランダー」も引き続き好調で、第3四半期に11,138台を販売し、前年同期比で19.3%増加しています。プラグインハイブリッドモデルの「アウトランダーPHEV」も20.8%増加しました。さらに、「エクリプスクロス」の販売は26.7%増加しています